シーリング工事とは?
シーリング工事とは、ビルやマンションの外壁を形成するコンクリートやガラス、パネルの継ぎ目にある隙間(目地)を埋めるために、不定形材である「シーリング材」を注入する工事のことです。
新築時には問題がなくても、外壁は気温や湿度の変化、地震や雨風などによって徐々に劣化していき、隙間(目地)も広がっていきます。ビルやマンションの寿命を延ばすためにも、定期的なシーリング工事が必要なのです。
シーリング工事とは、ビルやマンションの外壁を形成するコンクリートやガラス、パネルの継ぎ目にある隙間(目地)を埋めるために、不定形材である「シーリング材」を注入する工事のことです。
新築時には問題がなくても、外壁は気温や湿度の変化、地震や雨風などによって徐々に劣化していき、隙間(目地)も広がっていきます。ビルやマンションの寿命を延ばすためにも、定期的なシーリング工事が必要なのです。
シーリング工事はなぜ重要?
ビル・マンションにとって、外壁の隙間から浸入してくる雨水は天敵です。建物内に浸入してきた雨水は、室内を濡らすだけでなく、壁の内部にある部材などを腐食させる危険性もあります。
建物の防水性を高め、雨水などによる被害から建物を守っているのが、外壁の隙間(目地)に注入されている「シーリング材」ですが、このシーリング材も時間とともに劣化していくものです。どのような建物にも、定期的なシーリング工事は必要不可欠だといえるでしょう。
気温や湿度によって膨張・収縮を繰り返している建物にとって、外壁の隙間(目地)はなくてはならない存在です。外壁を構成している部材の間に少しも隙間がない場合、部材同士がぶつかり合い、破損してしまう可能性があるからです。また、この隙間(目地)には地震の揺れなどによって建物にかかる負荷を軽減する役割もあります。
しかし、当然のことながら、隙間があると雨風を通してしまいます。シーリング工事では、建物にとって必要不可欠な「目地」の役割を保持しながら、防水性を高めることが求められているのです。シーリング工事をお考えの際は、経験豊富なプロである私たちにご相談ください。
ビルやマンションの屋上は、人が歩けるように平坦に作られており、そこには防水層が施されています。この防水層の仕様は、大きく分けて3種類。RC造などの建物に施工される「アスファルト防水」、単層で構成される「シート防水」、様々な形状に対応する「塗膜防水」です。
いずれの防水層も、建物とともに徐々に劣化していきます。室内への雨漏りなどを未然に防ぐためにも、定期的な屋上防水工事が必要なのです。
屋上の防水層は、気温の変化、地震の揺れなどによる伸縮、雨水の浸入などによって劣化していき、最終的に破断して機能しなくなります。防水層を保護する“押さえ層”がある場合、その劣化状況が分かりにくくなりますが、その際は“押さえ層”の状態から防水層の状態を推測して修繕の要否を判断します。
また、具体的な修繕時期は、防水層自体の標準的な寿命も加味して決定します。「いつ修繕すればいいのか分からない」という場合も、プロの目線で調査・診断いたしますのでお気軽にご相談ください。